『物価の優等生』と言われている卵。

1950年～2025年本日までに価格の推移を見てみると、1974年のオイルショックにより鶏のエサとなる飼料原料の値段が暴騰しました。それまで平均213円/kg（Mサイズ）だった卵の値段がが282円まで上がり、そこから1986年までは高値が続いていました。

1981年には異常気象、飼料口頭、鶏の病気、需要堅調など、複合的な要因で高値を記録しています。

ここ数年はコロナや鶏インフルエンザの影響があり、需要に対して共有が少なく価格が高く推移していますが、それでも鶏卵生産の調整により価格の安定化をはかり、今日まで食卓に届きやすい値段が維持されてきています。

卵Mサイズ＝約60g、現在1個あたり19円～20円くらいです。

夕方のニュース番組などでは『卵の値段が上がった！！』、『高すぎて買えない！』というインタビューを見ることがありますが、1個20円の卵ってそんなに高いでしょうか？？もちろん、過去と比較してしまえば倍近く上がっている事もあるので、高いというのは当然だと思うのですが。それでも卵の栄養価や美味しさ、必要性を考えれば私は適正価格の範囲だと思います。